耳鼻咽喉科の通院はなぜ長くなるのでしょう?
2014年09月26日 18:35
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耳鼻科領域の病気は慢性的なものが多いです。たとえばアレルギー性鼻炎や副鼻腔炎があります。アレルギー性鼻炎の場合、環境を変えると発症しなくなることもあるでしょう。
子ども成長発達が著しいので、アレルギー反応も活発になって、症状がはっきりと表れてしまうことが多いです。
ほかにも副鼻腔炎、中耳炎(中でも滲出性中耳炎)などがありますが、子どもは大人と違ってみみやはなの機能が未熟なので通院が長くなるのはやむを得ません。
なるべく症状を軽くおさえ、お子さんにあった治療方法をみつけて自分である程度のコントロールができるようになるまで焦らず気長に治療を続けましょう。
抗生物質は長く続けて服用してもいいのでしょうか
2014年09月26日 18:34
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抗生物質は細菌の発育や繁殖を抑えたり殺菌の効果がある薬です。服用期間は病気によって異なり、対象となる細菌をやっつけるのに必要な期間で処方していますので、自己判断で服用を止めたりせずきちんと飲み続けてください。
抗生物質を長期間にわたって服用する事により、その細菌に対する耐性ができてしまい、次に同じ薬を使っても効かなくなるという『耐性菌』にならないよう、いろいろな種類の抗生物質を必要最低限度で投薬しています。
その他、慢性炎症を改善させる作用もあり少量ずつ長期間使用する治療法もあります。
この療法は抗菌力に依存しない作用ですから長期間の服用により細菌が耐性化し、効果が減少するという心配もありません。
ただ、このような目的で服用する場合は長期間しっかりと飲み続けることが大切です。
子どもが1日3回食後の内服薬をもらったのですが、学校(幼稚園、保育園、小学校など)ではどうしたらいいでしょうか?
2014年09月26日 18:34
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多くの薬は決められた飲み方をきちんと守ることにより、初めての効果的な働きをしますが、服用時間が多少ずれてもあまり問題がない薬もあります。
適当な間隔で1日3回飲ませれば大丈夫という薬でしたら『朝食後⇒帰宅時⇒寝る前』の3回を目安に飲ませてください。
学校に薬を持参し、自分で飲めるお子さんには飲めたかどうかの確認の声かけを学校の先生等にお願いしてください。